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前振り子時計の修復(Restration of Front Pendulum Clock)

17世紀後期か18世紀初めのころの振り子が文字盤の前にある時計を修復しました。

Img_0824

この時計はかなり希少なものです。針を手で回して時間合わせをするのですが、振り子が前にあるため、振り子を一方の手でスイングさせて時間合わせをする必要があります。

文字盤を外した写真が下です。始めに錆びをとり調整しました。

Img_0768 Img_0765_2下の写真は分解した後の全部品です。中央の写真は時報のための数取り車ですが、

錆びて 動作不良になっていました。時代が物語るように時板Img_0776 がデコボコになっています。よくここまで使用したものであると感心します。

でも、今回でさらに次の時代への命を吹き込むことになり、数十年は動き続けることになります。

Img_0791

この写真は数取り車をきれいにしたものです。

全部は磨きません。鉄の黒サビは表面処理をしたようにこれ以上サビません。赤サビが強敵なのです。

Img_0786 Img_0792_2 修理に修理を重ね何度も何度もいろいろな時計師の手を経てきたこの時計はなんとも言えない味があります。

あと数百年もキチンと修復を繰り返していけば動いていることでしょう。

2011年11月20日

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